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プリンセス・トヨトミ/万城目学

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最近、読書欲がまた少し出てきました♪
今回は、少し前に読んだ、万城目学という初めて読む作家さんの作品です。
タイトルは以前から知っていたのですが、漫画チックな表紙に少し抵抗があって、これまで読まずにほっぽらかしていた作品です。
 
イメージ 1
 
このことは誰も知らない。
五月末日の木曜日、午後四時のことである。
大阪が全停止した。
長く閉ざされた扉を開ける“鍵”となったのは、東京から来た会計検査院の三人の調査官と、大阪の商店街に生まれ育った二人の少年少女だった―。
前代未聞、驚天動地のエンターテインメント、始動。
大阪が全停止?著者が満を持して贈る大阪に秘められた衝撃の真実とは?
女子になりたい中学生・大輔と彼を守ってきた幼馴染の茶子。彼らが暮らす空堀商店街に会計検査院の調査官三人の手が伸びる。
(作品紹介より)
 
表紙同様、中身もどこか漫画チック、エンタメ度全開で面白かったです♪
舞台は大阪。
東京でもない、他の都市でもない大阪。
この話の設定からすると大阪でなくちゃダメなんでしょうね~
自分は関東の人間ですが、大阪は昔少しだけ暮らしたこともあって、なんとなく愛着のあるところなんです。
大阪人気質がほんとはどんなものなのかは知りませんが、僕の中ではボケと突っ込み、ずうずうしいところがあるんだけどそれでもなんとなく憎めないおじちゃんおばちゃん、そんな印象があったりするんです。
いい大人がちょっと現実離れした秘密を真剣に守っていくさまは、子供の頃の秘密基地に通じるものがあるな~♪なんて思いながら、ちょっとほのぼのとした気分にさせてくれる作品でした♪
 
 
 
dondonの満足度★★★☆☆
 

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