爽やかな5月の陽射しが降り注ぐ気持ちのいい日曜日となりました~♪
皆さん、いかがお過ごしですか?
本日は久しぶりに読んだ本の紹介です!
新宿鮫シリーズの第Ⅸ弾です。
シリーズものもここまでくるとさすがに新鮮味には欠ける内容になってしまうのはいたしかたないのかもしれませんが、安定感のある構成や人物設定などに関してはやはり安心して読むことがでるんですよね~^^
日本崩壊を予知させる大事件は、外国人同士のささいな喧嘩から始まった。地獄を知る国際犯罪者。どん底から這い上がろうとする不法滞在の女。禁じ手を使ってまで職務を遂行しようとするエリート警察官。突き進まざるを得ない男女が衝突したとき、孤高の刑事・鮫島にある「決断」が迫られる――
(作品紹介より)
このシリーズはそのタイトルからもわかるとおり犯罪渦巻く新宿を舞台にヒーロー鮫島の活躍を描いたものです。
ここにきてこのシリーズに新鮮味が感じられなくなってきたのは、犯罪そのものの質が変わってきたからなのでしょうか。
昔からのいわゆる従来型の犯罪そのものもまだまだ新宿を舞台に存在するのかもしれませんが、新しい手口の犯罪が次から次へと出てくる今の時代の状況が反映されていないといったところにあるのかもしれません。
一昔前のちょっとノスタルジックな感覚を望むならまだまだ楽しめる作品だとは思いますが、新鮮さを求めるのなら、ちょっと期待はずれといったことになってしまうかもしれませんね^^;
dondonの満足度:★★★☆☆