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終わらざる夏/浅田次郎

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最近たくさん本を読んでいるので、ブログでばんばん紹介していきたい!ようなことを言っていながらなかなか書くのが進まない今日この頃です~^^;
 
さて、今回は浅田次郎の「終わらざる夏」です。
浅田さんの作品を読むのは、「壬生義士伝」に続いて3作目となります。
 
イメージ 1
 
1945年8月15日・・・戦争が、始まった 第2次大戦末期、千島列島の占守島でソ連・日本間に実際に起きた「知られざる戦い」が題材の長編小説。日ソの兵士から一般市民まで、多視点の語りにより、戦争という理不尽を重層的に描き出す!(作品紹介より)
 
戦争を題材とした小説として百田尚樹の「永遠の0」は傑出の出来だと思っていましたが、この作品もさすが浅田さん!って感じ^^
浅田さんらしい?ちょっとメルヘンチックな部分もあったりして、その筆力が存分に生かされた素晴らしい作品だと思いました♪
 
戦争なんて遥か大昔の出来事のように考えがちですが、なんと!終戦から自分が生まれるまでの期間って、自分のこれまでの人生よりずっと短いことに気がつきました!!
自分がうまれるちょっと前までやっていたとは・・・
確かに自分の両親が子供のころ、まだ戦争をやっていたということを聞いたことがありますから、全く関係ない過去のものではないのですよね~
 
戦争の理不尽さはことあるごとに感じますが、今も世界のどこかで不幸な戦いが実際に行われているのかもしれません。
もう絶対に過去の不幸な過ちを繰り返してはなりません!
平和への誓いを新たに!そんな気持ちでいっぱいです!!
 
 
dondonの満足度 ★★★★☆
 

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